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人工知能(AI)の進化で、本当に我々の仕事はなくなるのか

昨今、何かと話題に上がるAI=人工知能。子供のころ描いていた近未来の世界が広がるようでワクワクする人も多いはず。しかし、その一方で単純作業の仕事がAIに代わりつつあり、自分の仕事がなくなってしまうのではないか・・・と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。果たして、近い将来人工知能によって我々人間の仕事はなくなってしまうのでしょうか。

人工知能とは

まず、人工知能とは何でしょうか?わかっているようでわかっていないような・・・。なんとなくペッパー君のイメージがあるのではなでしょうか?

ディープラーニング

人間と同じように学習し、知識を蓄えていくのがディープラーニングです。例えば、我々人間は初めから犬と猫の区別がついていたわけではありません。色々な情報からこれは犬だ、これは猫だと判別し、学習したことを身に着けたから理解できるわけです。

今までの機械はプログラムされたことは理解し、自分の使命を全うするわけですが、プログラム外の事は一切できませんでした。しかし、人工知能を持った機械は、人間のように学習し、持っている知識を元に推測します。

これが、人間にとって代わると言われる部分なのかもしれません。こうした情報が独り歩きし、AIによって仕事が奪われると不安になる方が増えているようです。

本当にAIによって仕事が無くなってしまうのでしょうか!?

人工知能に取って変わる仕事とは?

2013年に発表されたオックスフォード大学の研究資料によると、今現在存在する仕事の約9割がAIによって代替されると記されています。また、2015年に行われた野村総研の調査によると、15年後の2030年には現在の約半分の仕事が無くなるという調査結果となっています。なかなか衝撃的な調査結果ですが、これはあくまで代替可能なだけであって、実際現場で起こりうるかというのは別の話です。

単純作業な仕事ほどなくならない

先ほど、2030年には半分の仕事が無くなると書きました。しかし、2019年現在は仕事が無くなるどころか働き手不足に直面しています。なぜこのような乖離が起きているのでしょうか。

例えば、接客業の方は特別な資格やスキルを必要としないためAIによって仕事を奪われると思っているかもしれません。しかし、実際は逆です。接客業の方は、絶妙なタイミングでお客様に声をかけ、ニーズを聞き出し商品を提案します。レジでは、気の利いた会話と、雨の日にはショッパーにビニールをかけたりもします。また、お客様がいない場合は品出しをしたり、商品整理をしたり、ディスプレイを変え、棚を拭いたりなどやることがたくさんあります。これらをAIでこなそうとすると、複数のタスクが必要となります。つまり、人ひとりで完結する仕事が、ロボットだと複数台にわけて業務をこなすことになります。よって、接客業や販売の仕事は人の手から離れることは難しいのです。

スキルが必要な仕事こそ危ない

逆にスキルが必要な仕事はAIの得意分野です。例えば、会計士や税理士などはその代表です。今では高給士業のイメージがありますが、いずれも仕事内容のルールがはっきりとされており、そのルールに従って状況判断、そしてパソコンで完結する仕事なのでAIにとっては天職です。つまり、将来安泰の為に一生懸命勉強して資格を取得しても、その資格だけに頼り、機械的に業務をこなしていると将来は真っ暗になってしまいます。

人工知能は人を豊かにする

人工知能は敵ではなく、共存するべきものです。なんとなく、風潮としてAIが仕事を奪うというイメージが先行していますが、AIは人の生活の不便を解消するために使われるものです。例えば、農作物の栽培、収穫を一貫してAIで行えるようになった場合、確実に日本の食料自給率は上がります。そうすると、野菜などの値段は今よりも格段に下がり、給料が増えなくても必然的に生活水準は上がります。製造も同じです。物を製造するのにコストがかからなくなるので、値段は一気に下がります。

AIによって仕事が奪われ、生活が苦しくなるというのは迷信以外のなにものでもありません!

まとめ

私は、AIが進化して起こることは、仕事が奪われるということではなく、”働き方の変化が起こる“だと思います。

今までのように、週5日間、1日8時間働き、正社員が偉いというのは古くなります。将来、AIの進化によってお金が必要じゃなくなるので、家族との時間を大切にし、働く時間を短くする人も増えるのではないでしょうか。もっと言うと、物を買う対価にお金を払うという行為もなくなっていく気がします。

今後もAIの進化が楽しみになってきましたね!