世の中にはたくさんの広告手段があり、集客方法も千差万別です。
自分が店舗を運営していたり、なにかしらのサービスを提供しているのであれば、最も有効的な手段はインスタグラムでの集客です。
今回はインスタグラムの重要性や活用方法について紹介します。
- 集客においてインスタが重要な理由
- SNSの中でインスタが最強の理由
- インスタの活用方法
集客においてインスタグラムが重要な理由

サービス提供者にとって、いかにお金をかけないで集客、営業をするかが大きな課題だと思います。
いままでは、お金を多く払った方が集客できる、オークションマーケティングの時代でしたが、今はSNSの発達により、クオリティーマーケティングに変わってきています。
オークションマーケティングとクオリティーマーケティング
オークションマーケティングは、従来の方式でお金さえかければ簡単に集客ができる方法です。
例えば、ホットペッパーはお金を多く払えば払うほど、ページの上に大きく掲載されます。
これは、小さなお店では太刀打ちできず、結局広告費に大金を割ける大手が使える技です。
しかし、現在美容室に行く女性は、ホットペッパーではなく、インスタの投稿や、評判を見てから決めます。
つまりクオリティーです。
このクオリティーとは、オシャレさや口コミ、コメントや従業員の雰囲気など様々な情報から成り立つものです。
消費行動の順番は、
インスタ→グーグル検索→ホットペッパー→来店
の順番です。
つまり、ホットペッパーやリスティング広告の前に、インスタでお店を探す(評判を見る)のです。
なぜSNSの中でインスタなのか

数あるSNSのなかでなぜインスタなのかと言うと、以下の4つの理由です。
- ユーザー数
- アクティブ率
- ライフスタイルアプリ
- 信頼性
ユーザー数
インスタのユーザー数は世界で約10億人です。日本でのユーザー数も3300万人を超えており、約4人に1人がインスタをやっていることになります。
また、ユーザー属性として、従来は若者のアプリのような扱いでしたが、現在は50代のユーザー数が圧倒的に増えており、幅広い年代層に利用されているアプリです。
アクティブ率
ユーザー数が多くても、アプリを利用している人が少なければ意味がありません。
インスタの月間アクティブユーザーはSNSでナンバー1です。2〜3時間に1回は開かれています。
これは、インスタが流行りすたりなく継続的に使われているという証拠です。
厳密に言うと、流行りすたりがないと言うより、流行ったものはインスタでも同じようなシステムが導入されます。(リールなど)
ライフスタイルアプリ
インスタは、写真投稿で友達と交流するアプリではなく、ニュースや最新の情報を仕入れたり、ショッピングやお店の予約をできたりする、ライフスタイルアプリです。
アマゾンやホットペッパー化してます。
情報の信頼性
インスタで得られる情報には安心と信頼性があります。
商品やサービス、店舗の名前をハッシュタグで調べると、リアルなユーザーの口コミやコメント、使用している姿が見られます。
こんなに透明性のあるレビューは他にありません。
インスタの活用方法

インスタの重要性は説明したとおりですが、ただ単純に好きな写真を投稿してても意味がありません。
投稿する写真には、ソーシャルアバターを意識して自分のブランディングと人間味のあるコンテンツを投稿していきましょう。
ソーシャルアバターについてはこちらの記事で説明してます。

ストーリー
インスタで重要なのはストーリーです。
ストーリーでは人間味のある投稿を心がけましょう。
自分で会社を経営している方でも、ストーリーでは友人と遊んでいる姿や、カフェで休んでいる姿、子供と遊んでいる光景などが人間味があって良い投稿です。
ストーリーは最低でも1日1回投稿して、アイコン周りの虹マークを切らさないようにしましょう。
可能であれば朝と夕方の計2回の投稿が望ましいです。
理由は、毎日その人を見ると身近に感じ、実際に会ったことがなくても仲が良い、親しい感じがするからです。
これをザイオンス効果といいます。
写真投稿
写真投稿では、世界観を意識して投稿します。これがブランディングにつながります。
コツは、9枚ごとに色分けすることです。インスタの画面は、9枚の写真で1ブロックなので1ブロックごとに色分けすると統一感が出て、見栄えがよくなります。
例えば、旅行をテーマにしたインスタであれば、最初の9枚はリゾート地の写真をメインに投稿し、白い砂浜で色を統一させます。
次にヨーロッパに行った写真があるなら、茶色いブロックでできた街並みを背景に投稿し、茶色で統一させます。
これが交互にいろいろな色が出てしまうと、ぐちゃぐちゃした画面になってしまうので9枚ごとにコンセプトを変えると良いでしょう。
6歩バックの法則
自分が写っている写真は重要ですが、自撮りがメインになってしまっては意味がありません。
そうならない為にも、撮ろうと思った画角から6歩下がって撮ることをおすすめします。
そうすることによって世界観を出すことができます。
カタログ投稿にしない
料理人であれば、作った料理の画像を投稿しがちですが、それではただの料理カタログ、メニュー表になってしまいます。
インスタでは、まず個人にファンをつけることが大切なので、料理の写真ではなく、料理を作っている写真を投稿しましょう。
ファンがついてから、料理単品の写真が生きてきます。
インスタグラム運営がサービス提供者に必須な理由まとめ
物を買う、サービスを利用する、情報を取る、すべてにおいてファーストタッチはSNSを利用する時代です。
グーグル検索よりも、インスタのハッシュタグです。
しかも、インスタの運営はコストがかかりません。
このローコストハイリターンのツールを使わずして、現代のマーケットに勝ち筋はないと言えます。
是非活用してみてください。